梅雨の頃
アスファルトを濡らした雨の匂いが、ずっと昔の記憶を思い出させる。 高校の頃、写真雑誌を買いこんできては眺めていた日々。
ページをめくると印刷された紙の匂いと、窓の外から流れこむアスファルトを濡らした雨の匂いのコラボレーション。
いまでもこの季節になると、その頃の気持ちに瞬間に戻ることができる。 時は流れても、気持だけはあの頃のままの私。
到着点のないこの世界だから 自分らしさを大切に、ずっと追い求めて行こうと思う。