人物写真を長らく撮ってると、お客様とお話をしているうちになんとなくその、生き方や人生観とかが聞かずともわかるようになってきます。
お話の内容は、近頃楽しかったことは?とか好きな食べ物とか、今日は暑いですよねーとか、そんなことからお話がどんどん広がっていき、私との間にある被写体とカメラマンという間にある壁が消えていく感覚が撮影をしているといつもあります。
そんなときの経過が楽しいから、この仕事に生きがいを見出すことができるのかとも思います。
撮影というジャンルにもいろんなものがあるけれど、私はやはり「人物」とか「街の景観」の撮影が好きだし得意です。
好きこそものの上手なれ、っていう言葉があり、私は上手か否かは置いときまして俄然やる気が出てくるジャンルです。
これからも、たくさん撮らせていただきたいと思います。